黒田書房

不定期で小説を投稿していきます。少しでも楽しんでもらえれば何よりです。

2015-06-19から1日間の記事一覧

思い出百景―4

亮子が告白されて数日、僕は雪姉に呼び出されて休日だというのに学校の校門前まで来ていた。僕が到着してから数週間後、雪姉がやってくる。 「おまたせ」 少し息を切らした雪姉に今来たところだからというと、デートの待ち合わせみたいだねと笑い飛ばされた…